2007年06月30日

今日の講義録

今日も元気に大学院です。
1限目:10名のケーススタディ発表日でした。でも、後半なぜかPCの調子が悪くなり、発表できない人が出てしまいました。(ーー;)
かわいそうーでも、延期になった分、きっと精度を上げて来られるはず!期待しちゃうんだな~
2限目:あいかわらずの講義風景
3限目:M先生は“教え”のプロ。難しい統計学をこんなにわかりやすく説明できる先生は今まで見たことないっす。
4限目:T先生は折り目正しく正確。そして赤ペン先生としては抜群。でも、講義内容というかレベルが高すぎて私がついていけてない。。。ごめんなさい。
次週は課題6が出る予定。どうやらまた証明問題の模様
5限目:I先生のゼミは毎回手ごたえがあってよい。今日は情報処理室で重回帰分析の実習。来週も同様に情報処理室で続きをやりつつ、レポート作成とか。
先生から「メディア持参のこと」とのアナウンスあり。
それと・・・夏季休暇中、拡大ゼミ(Kゼミと合同)の集中講義がある模様。EViewsをマスターできるコースだとか。日程があえば行きたい!

投稿者 ayazo : 22:56 | コメント (0)

2005年04月28日

IT投資の評価

経営にITを活用すべき!といわれて久しいですが、実際にはそのIT投資でいくら儲かりましたか?という問いに正確に答えられる人はほとんどいないのが実情ではないでしょうか。

少し前までは「IT投資はしないよりしたほうが良い」「他所もやっているからうちも」というような導入のされ方をしていました。その後は、たとえば中小企業であれば「親会社がやらないと取引しないといってくるから」という理由で導入をされてきたことと思われます。
しかしながら、ERPパッケージやEDIなど投資規模が今までにない額に増大しており、また、一方でITバブルの崩壊などもあり、このままIT投資を続けていいものか、疑問に感じている経営者が多いと思われます。

そこで、「IT投資評価」に期待が高まりますが。。。

昨日、こうした分野の第一人者の方からの講義&討議に参加いたしました。
結論からいって、IT投資評価は重要だが投資に対する効果が、たとえるなら「1cmと1g」を比較するように単位や基準が異なっており、比較できないことが多い。。。
あらゆる議論の中から、現在主流の考え方をあげるとすれば・・・

IT投資の経済性評価の限界を認識
     ↓
客観的な因果関係をないものとする
     ↓
利害関係者間で合意を形成する
     ↓
次の投資に繋がるPDCAを回す

つまり、これからはIT投資を経済性評価からみるのではなく、IT投資マネジメントとして管理していきましょうということでした。
※出典:大阪市立大学大学院創造都市研究科ワークアウトレジュメ
<武蔵大学 松島桂樹 教授 資料>武蔵大学:松島教授ポータルサイト

私の理解度が若干低いのかも知れませんが。。。
そもそもこのツールは大企業向けで中小企業にはなかなか応用しにくいものだと感じました。しかしながら、IT投資の効果は測りにくいと言い切ってしまい、そこからBSC(バランススコアカード)やKPI(重要業績指標)を活用し、利害関係者との合意形成から企業の経営目標に見合った「指標」を投資前に調整し、投資後にきちんと評価するということであれば、なんとなく得心が行きます。
でも、もっともっと奥深いような気がします。。。

書籍も出ているようなので、一度じっくり読んでみたいと思いました。
『戦略的IT投資マネジメント 情報システム投資の経済性評価』白桃書房 (ISBN:4-561-23321-0)
著者:松島桂樹

投稿者 ayazo : 18:25 | コメント (0)

2005年04月27日

応用情報経済学とは?

先日の講義(特に私が心酔している助教授)で、今私たちは一体何を学んでいるのか?についての示唆があり、「あー、そうなんだ!」と腹に入ったのでちょっとスッキリしました。

 ~古典派の経済学~
  ・情報の完全性(確実性)をベースにした完全合理性に基づいており、
   合理的でないものは最適性を実現しようとしないとされている学問

 ~情報経済学~
  ・情報の不完全(不確実性)をベースにした限定合理性に基づいており、
   限られた情報の中でのよりよい解を実現する学問

 というある意味対立する学問を理解したうえで、この「情報経済学」に「経営学」「情報システム学」を融合させたものが「応用情報経済学」である。ということです。

【講義ノートより抜粋】<3つのフレームの融合>
ouyo.jpg
※大阪市立大学大学院創造都市研究科:近 勝彦助教授

そうしたことを理解しながら、情報の非対称性を解決する課題策(「シグナリング」「スクリーニング」)を学ぶと、いままでの「?」から、「なるほど感」がアップしました。

そう、システムソリューション研究分野で学ぶべき研究課題は、おそらくこの隣接するフレームの重なり部分である下記の4つの理論
 1:不確実性の経済論
 2:情報投資論
 3:IT投資論
 4:応用情報経済論
といった分野にITを絡ませて研究することが中心となり、それを理解するために「経営論」「情報経済論」「情報システム論」を学んでいるのだな。。。とここで気がつきました。
ちょっと気がつくのが遅い?

さて、修士論文のテーマですが、夏までには概ねのテーマを決めたいところですが、今回この研究分野をあらためて認識したので、ちょっと視点をかえながら、現在の学問としての傾向や今後のビジネスに役立つ領域を模索したいと思います。

本屋さんで探しても「情報経済学」の書籍類は数が少なく、(スティグリッツやクルーグマンの本を読もうかどうか検討中)しかしながら、これは逆説的に考えると「チャンス!?」かもしれないので、せっかくだからちゃんと取り組んでみようと思う今日この頃です。。。

投稿者 ayazo : 18:22 | コメント (3)

2005年04月25日

情報経済学とは?

もともと法学部卒の私は、経済学は「?」の分野でしたが、幸か不幸か中小企業診断士の受験科目に「経済学」があり、ここ3年くらいはちょこっと足を踏み入れる程度に学習をしてきました。
で、この経済学の世界はビジネスをやっている者としては「??」なところが多く、特に下記のような箱庭の世界。。。

【完全競争市場】
生産者や消費者の多数の経済主体からなる市場で、自由な競争が行われていることをいい、結果的に取引主体の関係は市場の価格で調整される。。。という世界です。
このような市場が成り立つための条件は
1.多数の取引主体の存在(多数なので個性は反映されない)
2.情報の完全性(情報は瞬時に行き渡る)
3.取引コストがゼロ(取引には費用がかからない)
4.製品はすべて同質(差別化されていない)
ですが、今の現代社会をみると「えー!(@_@)」っていう違和感がありました。

そんな中、出会ったのが『情報経済学』です。
これはIT産業やコンピュータスキルのことについての経済学ではなく、上記の条件の中にある、『情報の完全性』が現代の社会ではありえないことを前提として、ではどうすれば、こうした情報の不完全な状況を取り除くことができ、合理的な取引ができるのか。。。を分析し解明しようとする学問のことです。
情報経済学は1970年代頃から盛んになったようです。
扱う理論としては
◆モラルハザード
◆逆選択
◆エージェンシー理論
◆スクリーニング
◆シグナリング
などがありますが、私は学者ではないので、研究の方向としては、「情報の非対称性を解消することで、経営資源の乏しい中小企業がいかにして大企業などと対等に競争できるか?」を課題とし、その解決ツールとしてのIT戦略を具体的にしていきたいと思っています。

当面は学術的な「経済学」「経営学」の土台を築くのが先決のようですが。。。
なんせ今まで「現場」「現物」「現実」の実践主義で理論ナシ!でここまで来ていますので、先が思いやられます。(^-^;

投稿者 ayazo : 18:22 | コメント (0)